ゆっくり急げ

XSR900乗りが、バイクのこととかそれ以外のこととかを書くブログ。

Life is but a dream.

 

おかげさまで読者数、アクセス数ともに少しずつ増えていて、PV数が100を超えるようになりました。また、読者数も同様に100を超えました。こんなブログを購読ブログに入れていただいて有難い限りです。

 

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隠れている直帰率はひどい数字ですが、、、

 

不人気車XSR900の情報を少しでも発信していきたいと思って始めたこのブログ。多少は需要があるのだと思うとやる気が出ます。 

みなさんがこのブログに求めているのはXSRの話。もちろん分かっていますが、今日と明日は少し別のことについて書きたいと思います。

 

 

 

僕は仕事で英語を使う機会が少しだけあります。なので一応英語の勉強は就職してからも継続しているのですが、偏差値30台後半の高校出身だから、簡単な単語でも未だに初めて知る用法がたくさんあります。今日はそんな話。

 

 

Row row row your boat

Gently down the stream

Merrily merrily merrily merrily

Life is but a dream

 

www.youtube.com

 

上記は Row Row Row Your Boat という英語の童歌。イギリス英語の発音練習にちょうど良いなと思いよく歌っています。

row や boat の曖昧母音を使った「オウ」の音や、 your は「ユア」ではなく「ヨー」、 stream や dream の tr- / dr- の発音。 gently や merrily の「エ」は口を開いて発音し、そして but a は「バラ」ではなく気息を響かせた「バッタ」。

 

歌詞は、日本語に訳すなら

「漕げ、漕げ、船を(Row row row your boat

穏やかに川の流れを下って(Gently down the stream)

陽気に、愉快に、楽しく(Merrily merrily merrily merrily)」

といった感じでしょうか。

 

それでは Life is but a dream の部分は?

家にある英語のお歌の本には「人生はただの夢」と訳されています。要するに only と同じ意味ですね。

but にそんな用法があるんだ、と思いネットで調べてみても、「こう訳すんですよ」と紹介しているブログがヒットするだけ。それでは知的好奇心が収まりません。

 

なんとなく直感的に nothing but 〜 の nothing  が省略された形なのかなと思っていました(偏差値30台後半でもこの表現は知っていた)。

 

で、最近ようやく見付けました

 

but のこの意味・用法は歴史的にはどこから来たのだろうか.考えてみれば,He is but a child. という文は He is nothing but a child. とも言い換えられる.後者では but は「~を除いて」の意の前置詞と分析され全体としては否定構造となるが,前者の肯定構造と事実上同義となるのは一見すると不思議である.しかし,歴史的には only の意味の but は,まさに nothing but のような否定構造から否定辞が脱落することによって生じたのである.

http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2014-08-02-1.html

 

やはり nothing but 〜 の nothing が省略された形だったようです。スッキリ!

 

<続く>