XSR900 北米ヤマハクラブマンハンドル 感想記。
以前記事にしたように、僕のXSR900は北米ヤマハの純正オプション、クラブマンハンドルを入れています。
今日はそのインプレを書いていきたいと思います。
換装についてはこちら。
ポジション
ところで俺のハンドルを見てくれ。こいつをどう思う?
すごく…低いです…
ざっくり言うと、バーエンドとシートの座面がほぼ同じ高さになります。ワイズギアのデザインシートや社外のハイシートに換えている場合、相対的にハンドルはさらに下がります。
身長173cm、股下69cmの超短足がまたがるとこんな感じ。バックステップ入れています。
乗り方が悪いからでしょうが、、、腰、首、手首にかなり負担がかかります。
このハンドルを購入する前、「スワローは低さが中途半端でカッコ悪いなぁ。やっぱり下げるからには限界まで下げないと」と思っていました。ハンドルの低さこそがカフェレーサーのカッコ良さ。
もしも今、購入前に戻れるなら、迷わずスワローにします。いやぁ、やっぱり僕はツーリングライダーなので、このバイクで数日間のキャンプツーリングに行くことを考えたら恐怖でしかありません。
操作性
ある程度速度が出ているとバイクとの一体感があって気持ちいいですが、速度が出ない状況だと動かし方がイマイチ分からなくてぎこちなくなってしまいます。下手くそだからですが。
特に酷道遊びは本当にキツイです。両側2車線以上ある道路しか絶対に走らない人か、こういうバイクで酷道遊びをするのが趣味のマゾ以外は、このハンドルの装着は止めた方がいいです。
僕は、、、結構好きですねぇ、このバイクで酷道遊びするの。
換装作業について
ヤマハの純正オプションなので、必要なパーツは全部付いてきます。最低限の工具さえあれば誰でもできます。所要時間は、、、なんだかんだで2時間はかかったんじゃないでしょうか。
ただし、付属の説明書は英語で書かれています。とはいえ図を見ればだいたい分かると思いますが。不安な方は過去記事の拙訳をご覧ください。
そういえば、換装作業とは関係ありませんが、バーエンドも付いてきます。純正よりも少し大きめのが。
輸送中に小箱から出てしまったようで、バーエンドに少し傷が付いていました。まあ、傷が付こうが性能に変わりはありませんし、そもそも付属してきたバーエンドは使ってすらいないので、別にいいっちゃいいんですが。
その他写真
真上から。
跨ったポジションから。
真横から。
正面から。
左側のケーブル類はこんな感じ。キーを差しにくい。
ブレーキのホースの角度が精神衛生上よろしくない。
全体像。
総評
セパハンより安く、そして簡単にハンドルを下げられます。ヤマハ製なので品質も安心。ハンドルの形状の見た目は、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、、、
個人的には、このハンドルを入れたらバックステップに換装するべきだと思いますが、ネットで調べてみると結構純正ステップのまま乗っている人もいるようです。また、ヤマハ公式カスタムモデルのXSR900 Abarthも、クラブマンハンドルを装着していますが、ステップは純正のままです。
ポジションはかなりキツくなりますが、それよりも見た目を重視したい人にはオススメです。
そもそも、サーキットを走るのでもなければ、たいていの人はアップハンドルの方が速く走れるのではないでしょうか。一定以上の低さのハンドルにする時点で公道レベルではファッション優先の盆栽カスタムなので、やるならとことんまで下げてしまいませんか?