男の料理教室 カルボナーラ。
僕は学生時代レストランでアルバイトをしていました。ファミレスですが、チェーン店ではないようなレストラン。
大規模なチェーンのファミレスだと工場で大量生産された料理を温めて出すのだと思うのですが、僕が働いていたところはそういうのはほとんどなく、だいたいの料理は店で作っていました。
なのでファミレスで出るような基本的な洋食ならだいたい作ることができます(といっても詳しい具材や分量は忘れてしまいました)。一方で和食は作れません。作ったことがないので。
ということで、レストランで作っていた料理や、レストランでは出していなかったけど後から覚えた料理、色々な料理をご紹介していきます。
今日はカルボナーラです。
材料(2人前)
スパゲッティ 200g
(温泉)卵 2個
生クリーム 100g
牛乳 50g
チーズ 50g
玉ねぎ 適当に
ベーコン 適当に
ニンニク 適当に
黒コショウ 少々
作り方
まず温泉卵を作ります。市販のものがある場合はそれを使って構いませんが、うちにはそんなものは常備されていないので作ります。
沸騰させたお湯に卵を漬けて、15分間放置しておきます。お湯の量は1.5Lほど使いました。厳密に量を計らなくても、しっかり卵が浸かるくらいあればいいと思います。
この時、お湯が少なすぎたら固まらず生卵のままになってしまいますし、多すぎたり漬ける時間が長すぎると固まりすぎてしまいます。
ただ、冬場はお湯が冷めていきやすいので、もう少し長く浸けておいた方がいいかもしれません。
玉ねぎとベーコンを刻みましょう。量は好みに応じて変えてください。
フライパンにオリーブ油をひいて、ニンニクに軽く火を通しましょう。そしたらベーコン、玉ねぎの順番で炒めていきます。炒める際に塩を2つまみ入れました(が、薄味だったのでもう少し多く入れても良かったかも)。
火力はずっと一番小さい状態にしておくと、焦げずにきれいな色のまま玉ねぎに火が通ります。
これと同時進行で、スパゲッティを茹でておきます。
塩は大匙2杯入れました。
で、玉ねぎにしっかり火が通って辛くなくなったら、生クリームと牛乳、チーズをフライパンに入れます。
煮立たない程度まで加熱しましょう。
ふと思い立って、アンチョビソースを1滴だけ入れてみました。
真ん中の下痢みたいなのがアンチョビソース。なくても構いません。
茹で上がったスパゲッティを湯切りしてフライパンに投入。
しっかりと混ぜましょう。
皿に盛りつけて温泉卵を落とし、黒コショウを振ったら完成。
コツ・注意点・反省点など
玉ねぎとベーコンを炒める際に塩を2つまみ入れましたが、正直塩気が足りなかったです。もう少し入れても良かったかもしれません。
アンチョビソースは、、、少なすぎてまったく味がしませんでした。(笑)
使う卵を温泉卵にしない場合、生クリーム・牛乳・チーズを加熱した後に卵をフライパンに入れます。その場合、卵を入れたらそこからは加熱しないこと。固まってしまいます。
本格的なものを目指すならベーコンではなくパンチェッタを使ったり、チーズも安いシュレッドチーズではなくきちんとしたイタリアのものを使ったりするべきでしょうが、、、まあ、気にする必要はないでしょう。そもそもイタリアのカルボナーラは生クリームを使わないことが多いそうです。
この料理最大の注意点として、こってり・高カロリーです。牛乳の比率を増やしたり、チーズの量を減らしたりして調節してください。