XSR900にLEDヘッドライトバルブを入れた時のこと。
僕のXSR900は納車された日にヘッドライトをLEDバルブに換えています。
かれこれ1年以上前のことなので記憶が曖昧な部分もありますが、換装の注意点などを簡単に書いていこうと思います。
僕が使用しているのはスフィアライトのRising IIです。このバルブを選んだ理由は特にありません。何となくです。ただ、車検の度に純正バルブに戻すのは嫌だったので、中国メーカーの謎バルブはそもそも選択肢にありませんでした。
色は4500Kを選びました。他には3200Kと6000Kもありましたが、前者はせっかくのLEDなのに黄色いし、後者は白すぎてやらしい。そんな理由で4500Kにしました。
ところで、熊本のYSPがTwitterに書いていましたが、車検の基準が厳しくなって、Eマークが付いていないLEDは車検で落とされることがあるそうです。
車検時のウインカー検査基準が変わっててEマークついてないと面積微妙だとハネられます
— YSP熊本 (@yspkumamoto) May 18, 2020
前回通ったけど今回🆖が多発してるんで
まずはEマークの確認と買う時も気をつけないと形と値段だけで選ぶと買い直すハメになるので気をつけてください。LEDのヘッドライトも同じで車検対応と書いてても🆖あります pic.twitter.com/oogx4tZrwx
https://twitter.com/yspkumamoto/status/1262206159483592705?s=20
バルブの交換が面倒な車種はちゃんとしたメーカーのものを選びましょう。
注意点など
基本的な取り付け方は説明書に書いてあるのでそれを見てください(投げやり)。ただ、XSRは一筋縄にはいきません。というのもヘッドライトケースがかなり小さくて、スペースがギリギリなのです。LEDバルブを入れると、それ以外の部品が何もケース内に収まりません。
僕はこうしました。
コントローラーはフレームに張り付ける
本当は水がかからないところに収めたかったのですが、ここしか場所がありませんでした。一応説明書にもフレームに張り付けてもよいと書かれているので、防水は大丈夫なのでしょう。
しかし、コントローラーをケース内に入れることを諦めても、まだ解決しません。なので次のこともやりました。
ヘッドライトのカプラーを外に出す
もう、これしかありませんでした。ヘッドライトケース後ろの、配線を通すための穴から無理やりカプラーを引き出して、ステム下に固定しました。
防水のためにラップでぐるぐる巻きにして、タイラップで留めています。
ツーリング中に大雨に降られたりもしていますが、今のところ問題は起こっていません。ただし、使用したラップがコストコのストレッチタイト(業務用食品ラップに近く、かなりぴったりとくっつく)なので、サランラップとかだとどうかは分かりません。また、耐候性には欠けるので、常に日光が当たりまくる環境にある車両には不向きでしょう。
それでもだめなら
上記2点でなんとかヘッドライトケースが閉まるはずですが、、、
それでもだめなら無理やり力ずくで閉めましょう(筋肉解決法)。
光軸調整
バルブを変えたら一応光軸調整はやっておきましょう。
自分で光軸調整をやる方法は色々ありますが、車の横に並べて双方のライトを点灯して壁を照らし、バイクの光軸が車のと同じ高さになるように調整するのが一番簡単じゃないでしょうか。これで、眩しくて他車の迷惑になるってことはとりあえずないでしょう。左右は適当に合わせてください。どうせ車検の時にバイク屋なりテスター屋で合わせるでしょ?
使用感
LEDに替えて明るくなったか?と皆さん思われるでしょうが、、、正直分かりません。というのも納車された直後にLEDに替えているので、純正ハロゲンでの夜間走行の経験がないのです。
以前乗っていたSRやセローもハロゲンでしたが、設計・製造された年代が違うので比較にはなりませんし。
まあ、メーカーが明るいと言っているので、明るいのでしょう。
参考までに、、、
XSRに付けているヘボいドライブレコーダーの、夜間走行のキャプチャをご覧ください。
上の画像が、四輪車が追い抜いていく直前、下の画像は追い抜く瞬間です。
僕のバイクの光軸が若干右にずれているような気がしなくもないですが、、、明るさは完全に負けていると思います。
所詮バイクのヘッドライトなので、過度な期待は禁物です。明るさが欲しければフォグライトを増設しましょう。