ゆっくり急げ

XSR900乗りが、バイクのこととかそれ以外のこととかを書くブログ。

【思い出ツーレポ】但馬 野営ドライブ。

 

2019年7月。

もともとその日はキャンプツーリングに行く予定だったのですが、あいにく台風が接近中。進路自体は和歌山沖を通っていく予報だったので、近畿北部であれば台風の影響を受けずに済むだろうと考え、車で兵庫県豊岡市を目指しました。

  

早朝に大阪府の自宅を出発し、国道176号北近畿豊岡道という、まったく面白みのない経路で兵庫県を北上していきます。

 

 

 

出石神社

豊岡市に入ってすぐ、まずは出石神社に向かいました。

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但馬国一宮。祭神の天之日矛は、朝鮮半島からの渡来人で、神功皇后の祖先であると記紀に伝えられています。

 

 

 

コウノトリの郷公園 

豊岡市といえばコウノトリ。ということでコウノトリの保護をしている「兵庫県立コウノトリの郷公園」に向かいます。

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望遠レンズを持って行かなかったことを後悔

 

こちら、入場は無料ですが、入り口のところに協力金の募金箱があり、募金をすると折り紙(鶴を折るとコウノトリになる)がもらえます。

公園自体はかなり広大で、公開エリアを全部回ろうと思うと結構な時間がかかります。僕は暑い中歩き回る気力がなかったので、駐車場から一番近い公開ケージだけ見ました。

 

ちなみにコウノトリといえば赤ちゃんを連れてくる鳥として有名ですが、実際にはコウノトリではなく、ヨーロッパに生息している別種だそうです。

 

 

 

玄武洞

次に、玄さんの元ネタで有名な玄武洞へ。

www.city.toyooka.lg.jp

 

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広角レンズを持って行かなかったことを後悔

 

山陰海岸国立公園の一部に含まれています。雄大で見事な場所ですが、こういうところに立つと、表現できない恐怖に襲われます。僕だけでしょうか?

 

 

 

妙見蘇武林道

さて、今度は南下して養父市に向かいます。温泉に入り、スーパーで食料を手に入れ、本日の野営地である妙見蘇武林道へ。

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妙見蘇武林道の展望台。非常に景色のいい場所ですが、熊の生息地なので注意。この時は熊よりも、ブンブン飛んでいるオオスズメバチの方が現実的な恐怖を与えてくれました。

また、キャンプ場じゃないので焚火やBBQは当然厳禁です。延焼したら目も当てられません。

 

 

 

瀞川氷ノ山林道

2日目。

タープも何もないので朝日が昇るとテント内はとんでもなく暑くなります。さっさと片付けて帰路に着きます。

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テントを張った展望台からのパノラマ写真

 

 

帰り、この近くにある瀞川氷ノ山林道を通りました。かつてSRでも来たことがある、走りやすい良い林道です。

festinalente.hatenadiary.jp

 

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2枚目の写真の雰囲気が他のものと若干違うのは、別の機会に来た時に撮った写真だからです。

 

北側から林道に入ると最初のうちは道幅が広いのですが、ハチ高原のあたりまで南下すると細くなってきて結構スリルを味わえます。

ハチ高原でいったん舗装路に出ます。さらに南下すると再び林道に入れるのですが、そこから先は走ったことがなく道路状況が分からないので、今回はハチ高原から国道9号に向かい、北近畿豊岡道で帰宅しました。

 

 

 

最後に。

ハチ高原を走りながら夏場のスキー場を眺めていると、令和の時代になっても昭和末期から取り残されたような景色に、強いノスタルジーを感じました。