紅葉を見に室生寺へ。
3連休の中日。
早朝に大阪の自宅を出発し、知人とツーリングに行ってきました。
奈良市のコンビニにて知人と待ち合わせ。
いつもの国道369号で針へ。
流石にまだ11月なので路面凍結はありませんでしたが、針に近づくにつれて道路わきの畑が霜で白くなっていき、結構ビビりました。
で、無事到着。
この時の服装は
・(首から上)オフロードヘルメット+オフロードゴーグル+ネックウォーマー
・(上半身)ヒートテック+ネルシャツ+夏用メッシュジャケット+イージス
・(下半身)ヒートテック+ワークマンのライディングパンツ
・(手足)20年前のスキーグローブと、普通の短いライディングブーツ
という出で立ち。
おそらく針付近は5度前後くらいの気温だったのでしょうが、まったく寒さを感じず。
これくらいの気温だと、今まではスキーグローブ如きでは指先が痛くて仕方ありませんでしたが、グリップヒーターのおかげでそれもありませんでした。
すごいぞ、グリップヒーター。もっと早く付ければよかった。
コーヒー休憩の後、室生寺に向かいました。
前方の山のふもとに靄がかかっていて、「雲海なんて初めて見た!!!」と興奮していました。
近づいてみると、ただの煙でした。
到着。
女人高野、室生寺。
神仏習合に関する本で、「室生寺はもとは山岳修行の行場だった」と読んだ気がしますが、違うかもしれません。
室生寺の前を流れる室生川は蛍が有名で、この付近には何度の来たことがありましたが、室生寺に参拝するのはこれが初めてです。
せっかくなので奥の院まで登ってみます。
XSRの前傾姿勢で死にかけている全身に、奥の院までの階段が止めを刺しました。
奥の院の壁は至る所に落書きが刻まれていました。
2枚目の写真の真ん中付近に「S43.4」と彫られています。
他にもこの年代のものが多数ありました。
本当にその年に彫られたものなら、もう50年以上前のものです。場合によってはこれを彫った本人はもう鬼籍に入られているかもしれません。
2週間前に見つかった帝釈峡への落書きが問題になっていますが、日本人のモラルなど今も昔も大して変わっていないのですね。
こんな落書きも、きっと数百年後には保存すべき過去の遺構として扱われているのではないでしょうか。
で、上ってきたということは下らないといけないわけで、、、。
下りは楽ですが、かなり怖かった。
その後、もう一つの目的地、赤目四十八滝へ。
知人が赤目四十八滝の入り口にある「へこきまんじゅう」をどうしても食べたいとこのことだったので、このご時世に県境を越えるどころか、関西地方から東海地方へ越境してしまいました。
(まあ、三重県は近畿地方でもあるので、その考え方なら同じ地方内ですが)
で、到着。
僕はフードポルノ反対派なので普段は食べ物の写真を撮りませんが、今回はせっかくなので撮影してから食べようと思いました。
が、饅頭の中の餡が柔らかすぎてすぐに崩壊し始めたので、撮る間もなく食べてしまいました。
僕が注文したのはクリームチーズの饅頭で、非常に美味しかったです。
へこきまんじゅうの駐車場(たぶん。もしかしたら違うところに停めてしまったかも)。
まるで墓地みたいだなぁと思いました。