【思い出ツーレポ】四国 林道キャンプツーリング。
2017年8月。
この年から僕のメインバイクはSRからセローに代わっていました。そのセローで、四国の林道を巡るツーリングに出かけました。
0日目
雑魚寝部屋。
近畿─九州を結ぶさんふらわあと比べ、雑魚寝部屋の1人当たりのスペースがかなり狭かったです。
出航。
左側に写っている観覧車は天保山のもの。
1日目
翌朝、東予港に到着。
別子銅山
兵庫県にも「マチュピチュ」として有名な竹田城があります。そちらも行ったことがありますが、竹田城は石垣しか残っていないのに対し、別子銅山は建造物が残っていて人の営みが感じられます。諸行無常、盛者必衰を強く感じさせるのは、別子銅山の方じゃないでしょうか。
別子銅山の遺跡は、たしかこの写真の場所の他にも、もう一ヶ所あったように記憶しています。
僕が行った方はバイクや車でも行けますが、もう一ヶ所の方は登山道を登って行かないと辿りつけなかったと思います。いつかは行ってみたいものです。
林道巡り
愛媛県道47号→高知県道・愛媛県道6号と走り、高知県に入りました。
この県道6号、google mapで見る限りは県道の表記なのですが、僕の中では林道を走って高知県に入った記憶がありました。
高知県に入った後は、長沢ダム付近の林道を探索して、それから早明浦ダムを目指します。
早明浦ダムの近くの川原に無料のキャンプ場があるのでそこにテントを張ろうと思っていたのですが、、、あいにく、着いた途端夕立。
すぐに止みましたが、さすがに雨の後の川原でキャンプをするのは少し不安があるので、道の駅に避難してそこで野宿しました。
2日目
起床。
道の駅泊の際は必ず7時頃には撤収を終えて出発するようにしています(ただ、このツーリングを最後に道の駅泊はしていませんが)。
京柱峠へ
これは、たぶん「国道」から「酷道」に変わる直前あたりで撮った写真。
昔の橋の遺構でしょうか。
峠に向かう途中の酷道沿いの集落。
こういった集落も、数十年後にはもう消滅してしまっているんでしょうか。
京柱峠に到着。
向こう側に行くと徳島県に入りますが、今回は徳島県には入りません。
また、峠からは京柱林道も分かれていますが、これは以前走ったことがあったのでパス。
西峰林道・小桧曽林道・中津尾林道
今回は、峠から少し高知側に引き返したところにある西峰林道に入りました。
この分岐、、、たしか一度目は右に曲がったような気がします。
すると酷道439号沿いの集落に出てしまいました。
酷道との合流地点に「小桧曽林道通行止め」の看板が。
察するに、先ほどの分岐を左に曲がったら小桧曽林道に入るのでしょうが、その先は通行止め。
でも、せっかくなので行けるところまで行ってみましょう。
来た道を引き返していきます。
すると、
路面が半分以上なくなっていました。
しかしよく見るとバイクのタイヤ跡があります。
また、向こう側から見てみると、意外と幅はあります。
最悪、落ちたとしても高さ的には死なない程度(バイクは失うことになるが)だったので、ゆっくりと通行することにしました。
なんとか越えられました。
で、危険な個所を超えられた興奮から調子に乗っていると、
こけました。
その後順調に林道を進んでいきます。
ようやく人里に戻ってくることができて、すぐさま次の林道、中津尾林道に向かいます。
その途中に渡った橋。
四輪はまだしも、バイクや自転車は雨の日どうしているんでしょうか。
で、中津尾林道へ。
アップダウンの少なくて走りやすい道だったような気がします。
その後は一旦太平洋沿いに出た後、再び北上し、馬路村の川沿いの無料のキャンプ場でテントを張りました。
温泉もすぐ隣にあるので非常に良い立地だと思います。
ただ、寝ていたら夜中に大雨が降ってきて、結局テントを駐車場に避難させることになりました。
3日目
最終日。
徳島県へ
まずは徳島県入りを目指します。
馬路村からはダートで県境を越えられる道が何本かあります。
その一つが大木屋小石川林道。
残念、通行止めでした。
今回は無理せず引き返します。
次に向かったのが竹屋敷林道、、、だったと思います。
こちらは通行可能でした。
県境を越えたところ。
で、県境を越えられた喜びから調子に乗っていると、
こけました。
ひたすら北上して高松を目指す
その後、どう見ても舗装林道にしか見えない酷道193号を使って北上していきます。
せっかくなので少しだけ寄っていきました。
今回は時間もないのでスーパー林道探索はすぐに切り上げました。
それからまた酷道193号に戻って酷道438号→酷道439号と走り、香川県を目指します。
写真では伝えづらいのですが、、、実際に走ってみると、言い知れぬ絶望感に襲われます。
まるでこの世の果てまで来てしまったかのような感覚でした。
別の機会に来た時には白バイが走っているのを見たので、警察官も大変だなぁと思いました。
ついでに、行ってみたいと思っていた、東祖谷の落合集落にも寄ってみました。
祖谷といえばかずら橋が有名ですが、「風景」としてはこちらの方が美しくてオススメです。
その後は祖谷峡を通って国道32号に入り、高松市でジャンボフェリーに乗船。
神戸に上陸して大阪の自宅に帰りました。