四輪のラジエターコアガードってないの?
XSRを買うまで、僕は空冷のバイクばかり乗っていました。ばかり、と言ってもSRとセローの2台だけですが。
僕にとっての初めての水冷バイクは、「ラジエターって結局何?エンジンの中を水が通っているってどういうこと?」というところから始まりました。初めてラジエターの冷却ファンが回った時は、そのけたたましい音に「エンジンがおかしくなった!」と焦ったものです。
で、水冷バイク定番のラジエターコアガードですが、中華メーカーの安物を新車当時からずっと付けています。夏場は外してしまいたい気持ちに駆られますが、、、飛び石や虫で汚くなったら悲しいので冷却より防御を優先です。
そして水冷バイクに乗り始めてから思った疑問が「四輪にはラジエターコアガードは必要ないのか?」ということ。
グリルそのものや穴の大きさは車種によって異なるでしょうが、スイフトのグリルの穴はバイクのラジエターコアガードのように細かくないので、真っすぐ飛んできた小石や虫は防げなさそうです。
で、ラジエターコアはどんな状態なんだろうと思って覗いてみると、こんな感じ。
思っていたより綺麗です。
バイクはラジエターのすぐ前に前輪があるので、色々巻き上げられてラジエターを汚してしまいますが、四輪の場合はそれがないから汚損しにくいということなのでしょうか。
バイクのラジエターだって、ガードを付けていなくても実用上の問題が起こるほどの破損はしないでしょう。僕自身はガードを付けている理由は、破損による性能低下の防止が目的ではなく、見た目の綺麗さを維持するためです。
四輪は基本的にラジエターが隠れていて、汚損しようが何しようが見た目への影響はないですし、カッコいいガードに換えたところでドレスアップ効果に乏しいので、四輪にはラジエターコアガードがないのかなぁ、という結論にいたりました。一方で四輪にはグリルを換えるカスタムがあるそうなので、バイクにおけるドレスアップとしてのラジエターコアガードは、四輪ではグリル交換がその役割を担っているようですね。