XSR900にカーボンマフラーエンドを装着。
先日欲しいと言っていた、MT-09純正マフラー用のエンドカバー。
amazonで良いのを見つけました。
謎中華メーカーだけに、「ホンマにドライカーボンかいな」とか「UVカット加工済ってホンマかいな」と疑いは尽きませんが、2017年式以降のMT用のマフラーエンドは他に見つかりません。「どうしようかな、買おうかな」と悩んでいたら、ヤフオクにこれの未使用品が出ているではありませんか。しかもamazonの2/3程度の価格で落とせそう。
で、買いました。
僕、カーボンパーツを買うのって初めてなんですが、なぜ世の中のバイク乗りたちが狂ったようにカーボンパーツを付けたがるのか少し分かった気がします。このマフラーエンドは綾織で、じっと見ていると光の反射に吸い込まれていきそうになります。この感覚、どこかで味わったことがあります。
、、、キラカードか!
カーボン樹脂の模様って、まるでキラカードのホログラムのようです。カードゲームに熱中する子供達は、みな競ってキラカードを集めます。バイク乗りたちがカーボンパーツを付けたがるのは、きっと小さい頃にキラカードを集めていたのの延長なのでしょう。
そして、人生初めてのカーボンパーツに驚いたのはその軽さ。いや、もちろんカーボン樹脂が軽いというのは前から知っていましたが、実際に手にしたのはこれが初めてです。あまりに軽すぎて、家に届いた際、箱の中に何も入っていないんじゃないかと不安になりました。
試しに測ってみると127g。ちなみに純正マフラーエンドはというと
302g。半分以下まで軽量化できます。まあ、休憩中に缶コーヒー1本飲んだら相殺されてしまいますが。
で、取り付けましょう。下の写真は純正状態。
ボルトを3本抜くと、マフラーエンドが外れます。
さて、今度はカーボン製のマフラーエンドを逆の手順で取り付ければ良いわけですが、、、。そこは中華パーツ。簡単には付きません。
とりあえず合わせてみると、
上部のボルト穴の位置が完全にズレています。まあ、他の穴は合いそうなので、2点留めで問題なさそうならそれで行きましょう。
次に、ボルト穴が微妙に小さくてボルトが通りません。
なのでドリルで穴を広げました。でも、とりあえずボルトが通るだけの広さは確保できたものの、楕円形に穴を広げようとしてもまったく削れない。ビックリです。
そうこうしてもボルトがどうしてもハマらないので、最後は力技です。ちなみに下のボルトを留めてから側面のボルトを留めると付きました。
なんとか取り付けることができました。
カッコいい!!
これが純正マフラーだとは、見た目だけでは誰も思わないでしょう。あとは耐久性がどうかですね。
余談ですが、ドリルで穴を広げようとしている時に、ドリルの先が滑って表面に傷が入ってしまいました。
下側のボルト穴なので覗き込まないと見えないのが救い。油性マジックで傷を隠し、瞬間接着剤を薄く塗って傷の保護をしておきました。
さて、初めてのカーボンパーツ。ネットで調べていると紫外線に弱いとかウレタンクリアを吹いた方が良いとか色々出てきて不安になりますが、どれだけ耐久性があるのか見ていきたいと思います。
劣化したって、所詮は1万円もしなかったパーツですしね。