車のエンジンルームの洗車って。

する必要あるの？

………

以前住んでいたアパートの近所の住人が、よく高圧洗浄機で洗車していました。当時僕はセローに乗っていたので「高圧洗浄機があれば泥も簡単に落ちて楽だろうなぁ。でもアパートだから無理だなぁ」と思いながらその人を見ていました。

ある日、その人がボンネットを開けてエンジンルーム内に高圧洗浄機を吹きかけているのを見て、仰天しました。「え、エンジンルームの中って濡らしていいの！？」と。

エンジンルームの中はバッテリーとか色々あるので、僕は、車のエンジンルームはバイクのシート下と同じようなものだと思っていました。バイクを洗う時にシート下をジャバジャバ洗うアホはいません。だから、当然車のエンジンルームも水気厳禁だと思っていたのです。

でも考えてみると、ボンネットを開けてエンジンルームを覗くと地面が見えます。つまり、雨の日に走れば多かれ少なかれ雨水が侵入してくるはず。猫がエンジンルーム内に忍び込むことだってあるわけですから。それならばバイクのシート下ほど神経質になる必要はないのかもしれません。

ネットで少し調べてみると、「基本的にはエンジンルーム内は洗浄可だが、以下の点は気を付けなさい」と書かれています。

• 電装系に水がかからないように
• 防錆効果のある洗剤を使うように
• オイルや冷却水に洗車の水が混ざらないように
• 洗車後はしっかりと乾かすように

、、、そこまでして洗う必要ってあるの？

僕はXSRはほとんど洗車していません。巷で言う「水なし洗車」派です。がっつりと水をかけて洗車したのは2年間のうち片手で数えられる程度じゃないでしょうか。水を使わないのは油脂を流したくないのと金属を濡れさせたくないからです。機械が油まみれで困ることはあんまりありませんが、油が切れていて困ることは沢山あります。

で、車のエンジンルームもバイクと同じ条件だと思います。エンジンルーム内は車の中でも特に「機械」な部分ではないでしょうか。僕からしたら、そんな場所にわざわざ水を入れて油を洗い流してしまう意味が分からない。

何より、どうせ見えない場所なのにわざわざ綺麗にする意味が分からない（ものぐさ太郎）。

まあ、洗車のやり方なんて人それぞれ、千差万別なので各人が好きなようにやればいいと思うのですが、エンジンルーム内を水洗いするというのは、僕にとってはいまいち理解できないものでした。