イージスを洗濯する。
バイク乗車時の防寒着として人気のワークマン、イージス。若干の野暮ったさは感じますが、これだけで驚くほど寒さを防いでくれます。
冬場はバイクに乗るたびに着るので、どうしても少しずつ汚れていきます。排ガス、砂埃、そして冬であっても汗もかきます。ワークマンは「イージスは洗うな。手洗いも禁止」と言っているそうですが、さすがにそれはちょっと。水洗いしたら防水性が落ちたり、中綿が偏ったりと、性能が落ちてしまうそうですが、汚いジャケットを着続けるよりはマシなので、衣替えに向けて洗濯してしまいます。
こちらが今回の犠牲者たち。
手前から順番に、ワークマンの防寒ライディングパンツ、ワークマンのイージス、そして隠れてほとんど見えていませんが肩のプロテクタが死んでいるコミネのメッシュジャケット。
最初、風呂場で手洗いしようと思ったんですが、「水洗い禁止なのなら手洗いでも洗濯機でも結局同じじゃないの?」と思い、
イージス、禁断の洗濯機へ投入。
それにしても洗濯槽の水の色がヤバい。これは性能とか言っている場合じゃない。ちゃんと洗いましょう。
で、天日干し。
イージスだけは脱水時に水が抜けきらなくて、水がかなり残っていました。水がポタポタと滴っています。
さて、6時間ほど経ちました。
干した時の写真と何が違うんだって話ですが、よく見るとイージスがシャキっとしているように見えます。
水洗いしてイージスの性能が落ちないのかという疑問ですが、来シーズンを待たずとも分かります。だって去年も水洗いしているので。まあ、前回は手洗いでしたが。でも去年洗った時も、手洗いとはいえ最終的には洗濯機で脱水しているので、条件としてはあんまり変わらないと思います。
防水性の劣化に関しては雨の中走ったことがないので分かりませんが、防寒性能は何も変わりませんでした。今回も乾燥し終えたイージスを触ってみた感じ、中綿が寄ったりとかそんな印象は受けませんでした。なので大丈夫でしょう。
ってことで、イージスに防水性を求めていない人は、ガンガン洗ってしまいましょう。ライディングウェアは、見えなくても意外と汚れていますよ。