XSR900 オイルパン補修。
先日走りに行った際に傷を付けてしまった、XSR900のオイルパン。おそらく自分自身の跳ね上げた飛び石が原因だと思うのですが、ネットで調べていると轍に引っ掛かってオイルパンを破損することもあるようで。特に初期型のMT-09は持病のようによくオイルパンを破損するそうです。
とりあえず傷に気付いた時点で、おなじみ油性マジックで塗って傷隠しをしたんですが、高温になる場所なのであまり期待できません。また、同じ場所に何かがぶつかったら、次は穴が開いてしまうかもしれません。オイルパンの破損はオイル漏れに繋がりますし、ボタボタと漏れるようならその時点で自走不能、レッカー要請です。
、、、などというのは建前(そんなにえぐれていないので、穴も開かない)で、傷の入ったエンジンに我慢ならないので、補修することにしました。
作業するにあたって、とりあえず除光液で油性マジックを落としました。
軽くヤスリ掛けして表面を粗し、パーツクリーナーで念入りに洗浄します。
使用するのは耐熱パテ。
2液を混ぜ合わせることで硬化が始まります。分量は正確に計らないといけません。
正確さのカケラもない計り方です。
しっかりと混ぜ合わせます。
その混ぜ合わせたパテをオイルパンの傷部分に塗ります。
パテが余りまくったので、立ちゴケでエグれてしまったスライダーにも塗ってみました。
完全硬化まで24時間かかるので1日放置。
〜次の日〜
固まりました。表面がボコボコなのでヤスリで軽くならします。
削りすぎてアルミ地を露出させてしまいました(本末転倒)。
このままでは色が違っていて補修跡が目立ってしまいます。そこで、耐熱マーカーを塗りました。
ちなみにスライダーはこんな感じになりました。
上手い人が施工したらもっと綺麗になるんでしょうが、とりあえず満足な結果になりました。
最後に、今回の補修を教訓として、アンダーガードを取り付けることにしました。「なんで今まで乗っていたバイクはエンジン下部の破損とか気にしたことがなかったんだろう」と考えてみると、SRは純正でアンダーガードが付いていましたし、セローにも社外品のスキッドプレートを取り付けていました。
GIVIとかHEPCO&BECKERとかからカッコいいアンダーガードが出ていますが、軒並み2万円とか3万円とかします。傷がつくことが前提のパーツにそんな値段を出すなんてアホらしくない?
貧者は中華パーツ(2500円)を使いました。
いつか、中華パーツに頼らなくてもバイクのカスタムができるようになるのが、僕の夢です。
編集後記:「アンダーガードを取り付けるならパテで補修する必要なくない?」という突っ込みはナシで、、、。