XSR900 再びハンドル交換。
何度かブログに書いているように、僕のXSR900には北米ヤマハ純正オプションのクラブマンハンドルを入れています。シート座面とバーエンドがほぼ同じ高さになる、超絶ローハンドルです。実は、XSRを買う際、このクラブマンハンドルへの交換を前提にして購入を決めていました。つまり、僕にとってはこのハンドルを付けた姿こそがXSRの完成形なのです。
だがしかし。
クラブマンハンドルは低すぎる。1年半この仕様で乗ってきましたが、乗車姿勢がキツすぎて嫌になることがよくありました。見た目は最高。しかしキツいしいまいち乗りにくい。
見た目を取るか?乗りやすさを取るか?キツいのを我慢して乗るのがカフェレーサーじゃないのか?いやいや、見た目を気にして乗りづらくするのは愚の骨頂じゃないか?そんな自問自答を繰り返すこと幾星霜。
悪魔に魂を売ってしまいました。
ハンドルクランプに重ねて取り付ける、なんちゃってセパハンです。Bruce&Sharkという謎中華メーカーの製品で、XSRに取り付けている中華ステップもここのです。Bruce&SharkとMOTO4UにXSRが侵食されていく、、、。
本当はデイトナが去年から販売しているロードステアリングというハンドル(これも同じくなんちゃってセパハン)が欲しかったのですが、2万円もするので手が出しづらいし、汎用品しかないから穴あけが面倒。ハリケーンのスワローも考えましたが、アルミ製じゃないというところになんとなく引っかかってしまいました(見栄っ張り)。
そんな中、なんとなくAmazonで検索をかけてみたら、見つけてしまいました。値段もそこそこで、見た目もカッコいい。レビューではグラつくと書かれていますが、まあどうにかなるでしょう。
注文から1週間で到着。
早速取り付けていきます。
まずはタンクカバーの取り外し。別にカバーを外さなくてもいいですが、作業中に何かがぶつかって傷が付くのを防ぐため。
プラスチックのプッシュリベットが1つどこかに旅立たれました。
さて、ハンドル交換の作業そのものは大して難しくありません。純正からクラブマンに変える際にもやっていますし。ただ。
左側グリップがどうしても外れない。グリップヒーターを取り付けた際のボンドのせいで、ウンともスンとも言いません。カッターで切ってしまうと再利用ができなくてもったいないので、ヒーターON(最高温度)+隙間からパーツクリーナー注入+グリップを捻りまくり、無傷での取り外しに試みます。
20分ほど繰り返してようやくグリップが外れました。ただし、その代償として
手が死にました。今回の教訓は、グリップボンドは少なめに。
左側が外れたらあとは簡単です。
取り外し完了。
色々すっ飛ばして新しいハンドルを取り付け完了(写真を撮り忘れていた)。
ハンドルバーに開けられているスイッチ穴に合わせて取り付けると、色々とクリアランスがギリギリになってしまいます。また、前のハンドルに合わせてグリップを短く切り詰めているので、エンド部分が非常に不恰好。
で、タンクカバーを元に戻して完成。
跨った瞬間の感想が「え、、、ハンドル高すぎじゃない?」。純正ハンドルと比べたら結構下がっているはずですが、クラブマンハンドル比較だと楽すぎるくらい高く感じます。
新旧比較。
跨ってみるとこんな感じ。
クラブマンハンドルの時はこんな感じでした。
………
近所を20分ほど試走してみて。
amazonレビューにあった「グラつく」というのはよく分からないです。普通にガッチリと固定されています。
乗車姿勢は非常に楽に感じます。関節の痛みとは無縁になりそうです。姿勢が大きく変わったことで違和感がありますが、そのうち慣れるでしょう。