ゆっくり急げ

XSR900乗りが、バイクのこととかそれ以外のこととかを書くブログ。

新型XSR900発表。

 

題の通りですが、新型のXSR900が発表されましたね。

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見た目は人好き好きなので、異論はあるでしょうが、「うーん、、、」というのが第一印象。

MTシリーズ自体が近未来的なデザインで、悪く言えば少しオモチャみたいな見た目をしているように思います(品質が、ではありません)。それの影響を新型XSRはモロに受けているような気がします。ネオレトロというよりフューチャーレトロじゃない、これ?色合いとか全体の造詣とか、なんとなく現行XSRのヤードビルド版みたい。

前半分は割と良いなぁとも思うんですが、シートが「どうしてこうなった」。昔のレプリカのテールカウルを模しているのは分かるんですが、僕にはここがすごく違和感。

 

違和感を覚えるデザインなものの、現行乗りとしては「良かった」というのが正直なところ。排気量アップや電制テンコ盛りな上に、もしもデザインまで最高だったら、今まで愛情を注いできた現行XSRを下取りに出すことになってしまいます(愛はどこへ行った)

まあ、現行R1や、845cc時代の後期型MT-09も、初めて発表された時は「なんじゃこりゃ」と思いましたが、時間が経つにつれて見慣れてしまいました。むしろ、それより前のデザインのモデルを野暮ったく感じてしまいます。それを考えれば新型XSRもそのうち違和感を覚えなくなるのでしょう。

 

今回ひとつ驚きだったのが、そもそもXSRがフルモデルチェンジを受けたということ。「新型を出してもらえるくらいには売れているんだな」と思いました。年間生産台数が決まっているのも理由にあるとは思いますが、売り上げランキングにXSR900が挙がることなどありません。路上で見かけることもあまりありません。それでも新型が出るということは、ヨーロッパではそれなりに売れているということなんでしょうか?