今年もキャンツー納めは本州最南端へ。
キャンツー納めと言いつつ今年初キャンツーです。
潮岬のキャンプ場が閉鎖されているため、行こうか行かまいか悩んでいましたが、天気予報では最高の天気。
2日目の最低気温9度ってヤバくない?「これは行くしかない」と心を決めました。キャンプ場は、まあ、一応目星は付けていました。
走ったルートは去年とだいたい一緒なので、去年の記事をご覧ください。(適当)
去年と同様に阪奈道路、国道24号、京奈和道と走り継ぎ、紀の川ICを目指します。
霧でしょうか、向こうの景色が白くぼやけていて美しい景色でした。
そうして無事に和歌山県入り。
紀の川インターの手前の道の駅で小休憩。
20代前半の頃は休憩もろくにせずに何時間も走り続けられましたが、30代に突入してしまった今となっては正直キツイ。いえ、今でもやろうと思えば何時間もぶっ通しで走ることもできますが、「そんなしんどい思いをしてまでバイクに乗って、何の意味があるんだ」と思うようになってしまいました。
紀の川で京奈和を降りて国道424号に入ります。
大和川より北の大阪府内から有料道路を使わずに南紀を目指す場合、たぶんこのルートが一番楽で早い、、、ような気がします。和歌山市を避けることができますし。
で、去年は上の写真の交差点で国道424号を直進し、エライ目に遭いました。今回は素直に国道370号に入り、さっさと国道42号に入ってしまいます。
国道42号に入ると、海!
大阪府は別に海無し県ってわけじゃないんですが、大阪府の海ってコンクリート製なので、こういう海らしい海を見るとテンションが上がります。
あとはひたすら南下するだけです。
海の向こうに見えている陸地はおそらく白浜でしょうか。
田辺で紀勢道に乗ってショートカット。
すさみ南で紀勢道が終わり、再び国道42号で南下します。
本州最南端の町、串本町に到着。目の前には潮岬。
潮岬キャンプ場が閉鎖されているので、潮岬に用はありません。串本町を素通りして、古座川町に入り、古座川沿いに走ります。
そうしてやってきたのは月野瀬リバーサイドというトイレ併設の休憩所。ここから降りることができる河原でキャンプをすることができます。
事前にネットで調べたところ、古座川町のWebサイトで「キャンプでの利用は控えて」という呼びかけが上がっていました。ただ、4月23日が何年の4月23日かも分かりませんし、これが継続中なのかもよく分かりません(古座川町のWebサイトを探してもこれに関連するページが見つけられない)。なので、「とりあえず行ってみて、閉鎖されていたら一枚岩のキャンプ場にでも行こう。予約状況を見る限りは飛び込みでも入れるだろう」という気持ちでここに来ました。
余談ですが、一枚岩キャンプ場、去年行った時は1000円だったのが、今年値上げして2500円になったようです。ソロキャンパーの僕は、二度と行くことはありませんね。
月野瀬リバーサイドに到着し、見たところ「キャンプ禁止」の掲示はなく、河原に降りる通路には「川遊び中もマスク着用を」という張り紙があるだけでした。なので安心して河原にテントを張ることに。
設営完了。僕の他には1張だけテントがありましたが、ほぼ貸し切り状態です。
ところで、イスとテーブルを新調しました。
まあ、正確に言えば新調したのは夏なんですが、キャンプに行く機会がなくて今回が初使用。みんな大好きワークマンで購入しました。テーブルは特に不満はありませんが、イスがダメで、組み立てるのにものすごく力が要る。というのも、フレームに座面カバーが入らない。設計ミスじゃないかってレベル。フレームを折るくらいのつもりで無理やり組み立てました。
設営が終わったら串本に戻り、温泉と買い出しに向かいます。
温泉に到着したんですが、空が曇ってきているのはなんで?
そして温泉から出たらこの空。
雨までポツポツと。
こんなん聞いていないぞ。
しかしこれ以上降ることもなく、河原に出しっぱなしにしていたキャンプ道具がボトボトになることもありませんでした。
買い出しを終わらせ、河原に戻ると焚火をたいて食事を開始、、、したかったのですが、ランタンの電池を持ってき忘れていることにここで気付きました(アホ)。また買い出しに行くのも面倒なので、焚火と携帯電話の明かりだけで乗り切ることにしました。
今日の分の薪を燃やし切って、この日は就寝。
翌朝。
焚火に当たりながら、朝食に米を炊きます。
去年は焚火に空き缶を放り込んだせいで真っ黒に焦げてしまいました。今回はその教訓を生かし、アルコールストーブで炊くことに。アルミホイルで蓋をしていないのは、風が強くて飛んで行ってしまったから。
炊き上がって気付いたのが、「缶切りを持っていない」。去年は黒焦げになったので簡単に缶を割れましたが、今回はそうもいきません。
割り箸を突き刺したりヘコませまくったりして無理やり開けました。食べてみると、水が少なかったのか芯が残って不味い。
その後ウダウダしながら撤収開始。風が強くて装備を飛ばされそうになりながら片付け、帰路に就きます。
出発してすぐ、とりあえず橋杭岩に寄ってみることにしました。
不思議な景色です。空海ゆかりの伝説も残っているようです。
あとはまあ、往路と同じ道をただ走るだけなのですが、この日は本当に風が強くて紀勢道や京奈和道を走っている時生きた心地がしませんでした。
それと、BBAの運転する軽自動車と右直事故を起こしそうになって(こちらが直進)、「自分以外の四輪車・原付・自転車・歩行者は全部チンパンジーだと思え。一瞬たりとも油断するな」と改めて思いました。
で、どうにか無事帰宅。
今回の総走行距離は608.6㎞。総給油量が27.43Lだったので、燃費は22.2km/Lでした。(ABS警告灯が点いているのは、エンジン始動してすぐだからです)