XSR900 ブレーキフルード交換(車検整備その1)。
うちのXSR900はこの春に車検を控えています。新車購入から3年経ち、そろそろ色々と整備しないといけない時期。車検に通すだけならまだ無整備でも通るでしょうが、長く乗るためには定期的な整備が必要です。
ってことで今日はブレーキフルードを交換しました。
今回の作業に当たって購入したもの。
ブレーキフルードはヤマルーブのものを選びました。ネットのレビューでは「新品状態ですでに黄色いから交換中分かりにくい」とか「10年使い続けたらタンクが黄色く変色した」とか書かれていますが、ヤマハ信者なのでお布施のつもりでヤマルーブにしました。
ガソリンタンクカバーを外してハンドル周りを養生します。
タンクカバーは外さなくてもフルード交換できますが、万が一フルードがこぼれた時のために外しておきました。本当はハンドル周りはビニールとかで覆った方がいいでしょうが、面倒なのでウエスを置くだけで完了。
新車で製造されてから3年振りにフルードのタンクの封印が解かれます。
真っ茶色です。外したキャップとダイヤフラムは水洗いして乾燥させておきます。
で、タンクに入っている古いフルードを吸い上げる必要がありますが、残念ながらスポイトが手元にありません。なので、ペーパーを突っ込んで吸い取りました。
吸い取ってタンク内を綺麗にしました。新品フルードを注いで、マスター側は準備完了。
次にキャリパー側にレンチとホース、そして古いフルードを受けるペットボトルをセット。
ペットボトルは不安定なので、マグネットトレイにテープで固定しています。
ブレーキを握りながらブリーダーを緩めると、フルードが排出されてきます。
で、これをひたすら繰り返すのですが、、、新品フルードが黄色いからいつ入れ替わったか分からん!
サラダ油色になっているので、たぶん入れ替わった、、、んでしょうか?
左右ともそれっぽい感じになったらタンクを新品フルードで満たします。
あとは乾燥させたダイヤフラムとキャップを元通りに組んで前輪は完了。
次に後輪。やることは同じです。
後輪のフルードのタンク、なんか沈んでるんですけど。
排出されるフルードがサラダ油色になったので終了。
新品フルードを満たして完了。
で、最後に車体全体に水をかけておきます。
フルードは塗装面に対して攻撃性がありますが、水で無害化することができます。たとえ垂らした覚えがなくとも、念のために水をかけておいて損はありません。
ブレーキを握ってみた感じ、エアを噛んでいるような様子はありませんが、一応荷締めベルトで思いっきりブレーキをかけておきます。
リアは荷締めベルトをアクスルスライダーに引っ掛けました(備忘録)。
このまま一晩放置して完了。ただ、ブレーキをかけっぱなしにして長期間置いておくとブレーキが固着してしまうと、どこかで読んだ気がします。ご注意を。
次回のための備忘録
- 今回は500ml缶が少し余った。
- 交換終了後にキャップを閉める際、アッパーレベルぎりぎりまでフルードを入れると、キャップを閉めた時に少し溢れてくる。
- キャップを閉めた後、5分ほどしてからもう一度フルードが垂れてきていないか確認。
- ヤマルーブの黄色いフルードは入れ替わったかどうかが分かりにくいから、素直にホンダあたりの透明なフルードにした方が良い。
実施時の走行距離12499km