本州最南端でアルミ缶を燃やすキャンツー。
2020年最後の週末。
本州最南端にあるキャンプ場、潮岬キャンプ場に、今年最後の耐寒キャンプに行ってきました。
と言うわけで、阪奈道路、国道24号、京奈和道で和歌山県にワープします。
橿原北ICで京奈和道を下されます。
橿原北─橿原高田間も少しずつ道ができつつありますね。早く繋がってほしいものです。
橿原高田ICから再び京奈和道に。
紀ノ川で京奈和道を降り、あとは下道を走って行きます。
交通量の多そうな和歌山市内を避けるため、国道424号で南下してみました。
番号が1つ違う国道425号は通称「死にゴー」と呼ばれ、日本中の酷道好きを惹きつけてやまないスーパー糞酷道です。それでは国道424号はどんな道なんだろうと思っていると、あっけないほど走りやすい道路。
とはいえさすがに山奥は凍結が怖いし、そもそも紀伊半島の山奥の国道がマトモなわけがないので、R424を走り続けるつもりはなく、途中でR370を経由して海南市でR42に入るつもりでした。
ところで、地図を眺めていると、R370での分岐以外にも、そこからもう少し南下してもR480経由でR42に入れることに気付きました。地図を見る限りは、R480で行った方が近道のように感じられます。
R370との分岐で前を走っている車が全てR370に吸い込まれていく中、僕1台だけがR424を直進してみました。
お?センターラインが、、、
二度と走りません。
そうこうして無事にR480→R42に入り、あとは心を無にしてひたすら国道42号を南下し続けます。
途中、紀勢道でショートカットしながら潮岬のキャンプ場に14時半頃に到着。
こちらのキャンプ場、夏休み期間と連休以外は無料で使用することができます。ただし、無料期間はキャンプサイトが狭くなる(写真に写っている範囲が、利用可能な面積のうちの2/3くらい)ので、早めに到着しておかないとテントを張る場所がなくなる可能性があります。
テントの設営後、串本で温泉、買い出しを済ませ、キャンプ場に戻って火を焚きながら酒盛りをします。
焚火にくべられたコーヒー缶、中には米が入っていて、ご飯を炊いています。
結果は、火にかけすぎて真っ黒になってしまいました。
翌朝。
懲りずに再びアルミ缶で米を炊いてみます。
火に当たっていた側面が焦げているものの、今度は上手く炊けました。
朝ごはんを食べたら、パパッと撤収して、帰路につきます。
撤収完了。
途中、休憩がしたくて道の駅を探していたら「400m先左折 道の駅 白崎海洋公園」という看板が。
ありがたいと思い、左折してみるものの、走れど走れど道の駅はありません。「なんだよあの看板、ちゃんと距離も載せておけよ」と心の中で文句を言い続けながら走っていると、
ナニコレ、すげぇ!
と、ヘルメットの中で叫んでしまいました。
白崎海岸公園
今回の唯一の観光らしい観光です。といっても滞在時間は数十分でしたが。
一面に広がる真っ白な景色が、まるで日本じゃないどこかに来たかのような気分にさせてくれます。
この公園には展望台もあるようなので、そこまで歩いてみます。
展望台からは海を隔てた向こう側に淡路島を望むこともできます。
僕個人としては、展望台からの風景よりも、展望台に上がる階段の方が綺麗だなぁと思いました。
さて、国道42号に戻り、再び北上していきます。
前日走った国道424号のR370分岐~R480分岐の区間はもうこりごりなので、ツーリングマップルでおすすめされていた県道18号を走ってみることにしました。
下の地図で言うと、阪和道(E42)と国道424号の間、「R370分岐」「R480分岐」という文字のかかっている道が県道18号です。
マップルには、みかん畑の間を走る幅が広くて走りやすい道、というような感じで書かれていました。
たしかに非常に走りやすくて、もっと市街地に近かったら二輪通行禁止とかになってそうな道だなぁと思いました。
お?センターラインが、、、
ハンドルの低いバイクでこういう道路の下りを走ると、手首が折れそうになります。
二度と走りません。