撮影道具③ α5100とAS300の追記。
先日のカメラ記事で書き忘れていたことなどを。
α5100
デジタルカメラの性能に直結する部分にセンサーがあります。簡単に言えばセンサーが大きければ大きいほど写真が綺麗に写ります。α5100にはAPS-Cサイズのセンサーが搭載されていて、これは一般的にはフルサイズの次に大きなセンサーサイズになります。フルサイズセンサー搭載のカメラとなると、新車の原付か下手すりゃ原二が買える値段になってくるので、写真そのものが趣味なわけではない人間にはハードルが高い。
スマートフォンでも写真を撮れるこのご時世、わざわざ一眼やミラーレスを買う理由はあんまりないと思います。ただ、暗所での撮影となると、まだまだスマートフォンには負けない部分でしょう。
例えば夜景を撮りたい時。最新のスマートフォンなら夜景も結構綺麗に撮れるようですが、以下をご覧ください。
これは前回の記事でも載せた写真(元のサイズは4240×2832)。神戸の摩耶山で撮影した写真で、海を挟んだ向こう側は大阪の街並みです。摩耶山は近畿ではかなり有名な夜景スポットで、ひだまりスケッチ三期のEDにも使われていたりします。で、上記の写真を拡大すると
↑あべのハルカス(たぶん)とか、
↑工場の煙突から上がる煙まで判別できます。手前の神戸側なら、
↑マンションの明かりひとつひとつまではっきりと写っています。さすがに携帯のカメラではここまでは写るまい。
例えば星空を撮りたい時。設定とかあんまり考えずに撮っているので大したことのない写真ですが、逆に言えば、何も考えなくても三脚さえあれば簡単に星空撮影が可能です。
携帯電話では星空は撮れないでしょう。こういう時に「ミラーレスを持っていて良かったー」と実感します。
AS300
ウェアラブルカメラを使う上で悩むのが、どこに取り付けるか。体に取り付ける人と車体に取り付ける人に大別できると思います。体にマウントする利点は、自然な視点からの映像が撮れることと、盗難対策が比較的容易なこと。難点は、取り付けた部分に疲れが溜まりやすいこと。あと、事故って体を地面に叩きつけられた時、頑丈なウェアラブルカメラが体の下にあると怪我の要因になりそうなこと。車体マウントの利点難点は上記の逆です。
で、僕はヘルメットに取り付けています。ヘルメットマウントが一番ライダーの視点に近い一方で、首が疲れやすくなります。チェストマウントという選択肢もありますが、事故って地面に叩きつけられた時のことを考えると、いくらプロテクターがあるとはいえやはり怖い。
ヘルメットへの搭載方法はこんな感じ。
僕はセロー時代に被っていたオフロードヘルメットを、バイザーレスにしてXSRでも使っています(いわゆるターミネーター仕様)。オフヘルはチンガードが長く、シールドもないので顎の部分にマウントするのが容易です。
マウント部分はこうしています。
使っているのは、AS300に同梱されていたマウントキットと、ビニール紐。ビニール紐はマウントが緩んで外れてしまった時のための保険です。今までのところ紐が役立ったことはありませんが。
ただ、できれば車体マウントにしたいなぁ、とも思っています。理由は、前傾のキツいバイクだとヘルメットマウントはしんどいのと、本体が見えなくて録画できているか分からないから。ハンドルマウントにするためには新しいマウントを買わないといけないので、二の足を踏んでいます。
新しいカメラが欲しい
以前の記事でも書いたように、AS300は現状特に不満はありません(あえて言うならタイムラプス撮影の時に手ぶれ補正が利かないところが不満)し、新しいウェアラブルカメラが欲しいとも思いません。
でもミラーレスの方は、、、α6600かα7Cが欲しい。α6600なら今持っているレンズを使えるものの、センサーサイズは今のと同じAPS-C。α7Cにしたらセンサーがフルサイズになって画質が上がる代わりに、今持っているレンズは使えるけど性能をフルに使えない。
まあ、どっちにしても大した問題じゃないんですけどね。どうせどっちも買えないので。