XSR900 クラッチワイヤー注油。
天候不良や休日出勤、家族の誕生日など、様々な理由でバイクに乗れず仕舞いのこの3週間。あと、寒くて乗る気が起きないのも大きな原因です。
それでも、少しでもバイクに触れる時間を作っておかないとそのうち完全にバイクに乗らなくなってしまいそうなので、軽く整備をしておきます。
まずはバッテリーの充電。
充電器、持っていたらバッテリー上がりの心配がなくなりますが、反面乗るための理由もなくなってしまうので諸刃の剣です。
すぐに満充電になったので、思っていたほどは放電していなかった模様。
で、次にクラッチワイヤーの注油。
年末に潮岬に行った時からやけにクラッチが重いなぁと思っていました。原因は分かっています。チェーンルブをクラッチワイヤーにぶち込んだからです。暖かい時期は気になりませんでしたが、冬になってグリスが固くなりクラッチが重くなってしまったようです。
古いルブの除去から。
ワイヤーを外してインジェクターを取り付け、パーツクリーナーを流し込みます。反対側からドス黒い液体がドバドバ流れ出て来ます。透明なパークリが出てくるようになったら終了。
しばし放置してパークリが乾燥するのを待ち、次にワイヤーオイルを注入していきます。
デイトナのワイヤーオイルはノズルが極細で、ワイヤーの隙間に突っ込んで注油することができます。写真に写っているよりもっと奥までノズルを突っ込めます。ただし、結局溢れてきますが。
余談ですが、実はわたくし、ワイヤーオイルを使用したのはこれが初めてです。今まではチェーンルブで注油していたので。いや、もっと言うと、SRやセローに乗っていた頃は、ろくにクラッチワイヤーの注油などしていませんでした。注油しなくてもワイヤーが切れることはありませんでしたし、、、。
このワイヤーオイルは定価で1300円ですが、最近、たかだかその程度の値段のモノを買うのにも少し躊躇うようになってしまいました。ケチなうだつの上がらないオッサンになってしまったような気がして、自己嫌悪に陥ってしまいます。
閑話休題。反対側からワイヤーオイルが出てきたら作業完了。
ワイヤーをクラッチレバーに戻し、握ってみると、、、軽くなった(ような気がする)!
如何せん、最後にバイクに乗ったのが3週間前なので、作業前のクラッチの重さが曖昧なのです。ただ、作業前はなんとなくヌチャヌチャとした抵抗を感じていたのが、作業後はそれがなくなっり、スパっとクラッチが切れるようになった(気がします)。
さて、僕が次にクラッチワイヤーに注油するのは何年後でしょうか。
ところでXSRやMTって、アクセルワイヤへの注油は必要ないのでしょうか。ネットで検索してみても、クラッチワイヤの注油の記事は見つかっても、アクセルワイヤへの注油について書かれているページは見つかりません。XSRはライドバイワイヤだと思うのですが、この手のバイクは注油しなくてもいいんですか?ご存知の方、お教えいただければ幸いです。
もっとも、SRは5万㎞走る間、一度もアクセルワイヤの注油をしなかったので、少々注油しなくても問題はないでしょうが、、、