スズキとヤマハの海外サイトが面白い。
Webオートバイで紹介されていた、Global Suzukiの「Suzuki Sound Experience」というアプリ。ヤマハも公式サイトで各車種の排気音を聞くことができますが、これはより本格的なもの。結構面白いです。
パソコンのブラウザ上で作動するやつしか試していないのでスマホアプリ版の動作の仕方は分かりませんが、同じであれば、START SIMULATORを選択し、車種を選ぶだけ。あとは感覚で分かると思います。
このアプリ、結構忠実に再現しているので、エンジンのかけ方も本物のバイクと同じようにしないといけません。つまり、キーをオンにしたうえで、スタートボタンをクリックしないとエンジンがかかりません。最初、取説を読まずに始めたので、エンジンをかけられなくて焦りました。
選択できる車種はGSX-R1000R、GSX-S1000、そしてGSX-R150。なんかGSX-R150だけ浮いてない?海外での人気を反映しているんでしょうか。
○GSX-1000R
速度はギア比とかそういうので計算した理論値なんでしょうが、「SSって1速で150㎞/hも出るのか、、、」と驚愕したり。
○GSX-S1000
GSX-1000RとGSX-S1000、同じ4気筒1000ccでもこんなに音やレスポンスが違うのかと驚いたり。
○GSX-R150
1000ccの2車種で遊んだあとGSX-R150を選んだらあまりの遅さ(失礼)に笑ってしまったり。
もうひとつリアルなのが、走行中はシフトダウンをしてもニュートラルに入らないんですが、アイドリング付近まで減速したらニュートラルに入れることができます。正直「ニュートラル要る?」って思わなくもないですが、Nから1速に入れるときのガチャコン音も含めてのSound Experienceなんでしょうか。
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で、我らがヤマハにもこんなのがあったら良いのになぁと思ってGlobal Yamahaを確認したら、ありました。
https://global.yamaha-motor.com/showroom/rideyamaha/
せっかくなのでインストールしてみました。
XSR900やMT-10のような現行車種だけでなく、RZ350やM1も選べます。ところで、取説が日本語で表示されるんですが、これって日本のヤマハのサイトからもインストールできるんでしょうか?
こちらはXSRのスロットル。
非常に聞き慣れた排気音ですが、実際に運転している時はここにメカノイズが混ざりますし、速度が出ると排気音はあまり聞こえなくなります。「XSRって側からはこういう風に聞こえているのか」って思いました。
こちらはSRのスロットル。
もうこのスロットルを見るだけで懐かしすぎて泣きそう。そしてキックを戻す音と排気音で、SRと走った5万㎞の思い出が呼び起こされます。でも、アクセルを捻った時の回転数の上昇の遅さに軽く衝撃。「SRってこんなにレスポンスが鈍かったのか」って。
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スズキのSuzuki Sound Experienceも、ヤマハのRide Yamahaも、どちらもただ排気音を聞くだけのアプリなんですが、なぜこんなに面白いんでしょう。「しょうもないなぁ」と思いつつもずっとRide Yamahaで遊んでいる僕がいます。
でも困ったこともひとつあって、またSRに乗りたいなぁという気持ちが強くなってしまいました。